2016年6月5日の回も面白かったです。トリックはともかく、ストーリーは面白かったし、
- 片桐 仁が面白い
- 香川照之がうまい
- 榮倉奈々はやっぱり可愛い
- 松潤が予想外に笑える
です。キャスティングとディレクトの妙ではと思う次第です。
ただ、また、サスペンス?ものでトリックが出てくると気になるもので、第8話で悩んでしまいました。ネタバレになるので、少し間を空けます。
・警察は、事件現場で調味料?を没収できなかったのか?
松潤は、自分の調味料を持って帰っており、警察+検察はその調味料に毒物が含まれていたとしても、捨てられていたらわからないので物証がない、という設定です。被害者が死亡したら現場保存、関係者はしばらく拘束が普通でしょう。そうであれば、刑事が話を聞いて、松潤の調味料を没収し、検査し、毒物が無いので逮捕できない、ということになります。救急隊が来た時に被害者を病院に搬送したとすると、同時に警察を呼んでいれば、松潤は店に留まりますし、呼んでいなければ食事を共にしていたわけですから救急車に同乗するでしょう。犯人としては、松潤には帰ってもらわなければならないわけです。うまく帰ってもらえる確率はとても99.9%には達しません。
・特定のPCをハッキングできるのか?
次に、犯人の共犯者が特定のパソコンをハッキングして、特定の情報を残していることになっていますが、いくらセキュリティのエキスパートでも、不特定のパソコンならともかく、特定のパソコンにそこまでのことをできるとは思えません。また、どうやって特定したのかもわかりません。最近他のドラマでも「PCをハッキングした」前提で書かれることがありますが、特定のPCを近親者でないものが行うのは無理だと思います。セキュリティの専門家は「できる」というかもしれないので、ここはややグレーですが。
最後は、共犯者の自供に頼ったのも、残念。動かぬ証拠があればさらによかったかも。
いずれにしても、ドラマは面白いので、来週も必ず見ます。
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