クラウドサービスの料金を見積もる

さくらのVPSとAWS、Google Cloudで調べてみた

VPSの場合、仮想サーバを動かしているわけなので、単純に考えるとAWSでいうところのEC2、Google CloudのGCE(Google Compute Engine)が対抗になります。VPSではDBも動かしていますので、AWSやGCPのDB(MySQLとか)を利用する方法もありますが、費用がかさむのでとりあえず、EC2、GCEだけで考えてみました。

細かく説明はしませんが、VPSにはハイスペックを求めていないので、最低ランクからちょっと上程度で契約しています。以前、ちょっとしたサービスを動かしていたためです。現状は、WordPress+αぐらいです。

AWSもGCPも見積もりツールが付いています。VPSは月額固定なので、同様に月額が知りたいのですが、GCPはすぐに分かったのですけど、AWSは日額で出るのでぱっと見わかりづらいです。

そういうときに頼りになるのが、AWSのサポートです。無料のチャットで概算ですが、月額を教えてくれます。その場で即答は難しいので、一日後にメールで教えてくれました。チャットで、AWSで使用するOS、CPU、メモリサイズ、ディスク容量を伝えておきます。

AWSもGCPも利用方法によって、ディスカウントがあるので単純に見積もるのは難しいですが、実際に運用することのであれば、いろいろ相談に乗ってもらえます。無料枠もありますし。

数年前ですが、私の知人で、あるIT会社の代表取締役さんは、コスト的にAWSを推奨していました。

さて、結論からですが、無料枠を考えないとすると、VPSの方がAWS、GCPより安い(半額ぐらい)なので、新たなサービスを立ち上げるまでは、移行しないことにしました。FirebaseとかKubernetes (K8s) とか使い始めると、自分でメンテするのは大変なので、マネージドサービスのAWSやGCPを頼ることになります。

まあ、VPSの中で動かしているメールの設定であたふたするのも面白いですが。