iMac Late 2013 27インチを外付SSDで起動してみた

動作がもっさりになってきたので外付SSDで起動するようにしてみた

買ってから次第に遅くなってきたのだと思いますが、きっかけはParallels DesktopでWindows 10を動作させたとき、話にならないぐらい遅かったためです。そこで、

  • 外付SSDにmacOSを移動する
  • 内蔵HDDにWindows10を入れる(こちらは今後です。危ないので内蔵HDDはしばらく置いときます)

と言うのを考えてみました。外付SSDは、USB3.0で接続します。

最初、外付SSDには、M.2-2280のPCIeタイプ(メモリみたいなタイプ)にしようと思ったのですが、発熱が気になったので、SATAタイプにしました。買ったのは、以下の製品です。

SSD

ケース

ディスク移行がうまくいかない

まず、ディスクユーティリティを使用して、「復元」を使って内蔵HDDから外付SSDにコピーしようとしたのですが、どちらもサイズが1TBなのに、「容量が足りません」と言われて困ってしまいました。

続いて、移行アシスタントを使用してコピーしようとしたのですが、ディスクを探す動作が止まらないので諦めました。

Time Machineでリストアしてみた

最後の手段と思い、直前にバックアップしたTime Machineを外付SSDに復元してみました。Time Machineは外付HDDに入れてあるので、結構時間がかかりました。4時間ほどです。

まだ、Time Machineのリストアの時間が2時間ぐらい残っているのに、いきなりiMacが再起動しました。正常に起動しましたが、Apple IDの設定を求められました。SSDで起動したからでしょうが、新しいマシンと判断されたんだと思います。

さて、再起動してみるとSSDにアクセスしているようですが、起動が止まってしまいました。仕方ないので、一旦SSDを外して、内蔵HDDで一度起動してから、外付SSDを繋いで、環境設定から起動ディスクとしてSSDを選んで、再起動しました。すると、今度は問題なく起動しました。ただし、なぜかディスクを使用している容量が小さくなっています。内蔵HDDは534GB使用済みですが、SSDは508GBしか使っていません。30GBはどこに行ったの?

あと、メールがおかしな状態になっていました。SSD起動後に来たメールは大丈夫なのですが、以前のメールが他のメールとマージされてしまっています。一つのメールが二件になっています。くっ付いているメールは、消したメールです。気付いたものは、再度地道に消しました。

体感で大幅に高速化、おまけにParallelsも

内蔵HDD

外付SSD

どう考えても内蔵HDDが遅すぎるのが、まともになりました。これだけ、差がつくと体感が全く異なります。Finderの表示が早い。メールを起動すると、メールを読み込むためにネットが止まっていたのが、1秒も経たないぐらいに起動終了するようになりました。

おまけに、遅くてイライラしていたParalles Desktop上のWindows 10がまともな速さになりました。

問題点

Microsoft Office for Mac 2011(もうサポート期限切れなんですが)のライセンスが引き継がれていません。「プロダクトキーを入れて」と言われます。うーん。いずれ、2019がリリースされたら購入するつもりなので、まあ、いいんですけど。

あと、リンゴマークが出るのが遅くなりました。2分ぐらいかかります。以前は20秒ぐらい。何か設定があるのかも。